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深夜に読むとぞくぞくする本当に怖いホラー小説ランキング20!【おすすめ】

僕は怖い映画や小説が好きです。かといって怖いものに耐性があるわけじゃない。というか怖いものは人一倍苦手です。怖いものを見たり読んだりした後にはお風呂やトイレに行くために勇気を振り絞らないといけなくなる・・・眠るのだって怖いです。けれども怖いものにどうしても触れてしまうのをやめられない。

 

そんな怖いもの依存の僕がこれまで読んできて震えに震えたホラー小説をご紹介します。

 

深夜に読むとぞくぞくする本当に怖いホラー小説ランキング20

読み終わった後に家の中に何かがいるような気がして落ち着かない・・・そんな気持ちにさせる本当に怖いホラー小説ランキング20をご紹介します。

第20位:夜市

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。 

 

不思議な魅力のある世界観に引きずり込まれます。まるで先の見えない道を歩いているような感覚。ホラー要素だけでなく、最後には心温まる展開が待ち受けています。ちょっとネタバレ気味な紹介だけれど、間違いなく読んでよかったと思える小説。表題の夜市の他、風の古道の短編2つを収録しています。

第19位:ルームメイト

私は彼女の事を何も知らなかったのか……? 大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが……。 

 

 北川景子と深田恭子の二人主演で実写化もされたルームメイト。ルームシェアをしている相手が少しおかしい・・・自分の知らない顔をいくつも持っていることに気づきます。

第18位:粘膜人間 

「弟を殺そう」――身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。その暴力に脅える長兄の利一と次兄の祐二は、弟の殺害を計画した。だが圧倒的な体力差に為すすべもない二人は、父親までも蹂躙されるにいたり、村のはずれに棲む“ある男たち”に依頼することにした。グロテスクな容貌を持つ彼らは何者なのか? そして待ち受ける凄絶な運命とは……。第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した衝撃の問題作。 

 

気分が悪くならない程度の、小説として読むにはちょうどいいエログロさです。

第17位:闇の展覧会 霧

人は理性の許容範囲を越えた出来事に直面したとき、どのように行動するのか?突如、身の毛もよだつ奇怪な生き物が跳梁をはじめたメイン州のある田舎町。住み慣れた町が異形の世界へと変化したとき人々は…本アンソロジー最大のボリュームで描くスティーヴン・キングをはじめ、デニス・エチスン、リサ・タトルらの名匠が築き上げる、おぞましくも魅惑的な異形のモニュメント。恐怖に痺れること必至の五篇の物語を収録。 

 

ミストの原作小説。著者はモダンホラーの帝王スティーブンキング。

映画版とはエンディングが異なるので、映画を見た人は一読の価値ありです。

第16位:ぼっけえ、きょうてえ

「教えたら旦那さんほんまに寝られんよになる。……この先ずっとな」時は明治、岡山の遊郭で醜い女郎が寝つかれぬ客にぽつり、ぽつりと語り始めた身の上話。残酷で孤独な彼女の人生には、ある秘密が隠されていた……。岡山地方の方言で「とても、怖い」という意の表題作ほか三篇。文学界に新境地を切り拓き、日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞を受賞した怪奇文学の新古典。 

 

「ぼっけえ、きょうてえ」意味を知らなかったとしても怖いと感じるこの言葉をタイトルに選んだセンスがすごい。余談ですが、作者の岩井志麻子はAV監督をやっていたり、今はヒョウ柄の有吉反省会に出ているのだから信じられません。

第15位:鬼

引きこもっていた息子が、突然元気になった。息子を苛めていた子が、転校するというのだが…「カラス、なぜ鳴く」。かくれんぼが大好きだったみっちゃん。夏休みのある日、鬼になったみっちゃんは、いつまで待っても姿をあらわさなかった。そして、古井戸から…「鬼」。他、言葉にできない不安、ふとした胸騒ぎ、じわじわと迫りくる恐怖など、日常に潜む奇妙な世界を繊細に描く10編。ベスト短編集。 

 

10編収録の短編集。何かしら捻ったオチが用意されていて、いずれも素直には終わらない。すこしひねくれた方におすすめです

第14位:脳髄工場

犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。

 

人間としてふさわしい考え方・感じ方・振る舞い方を与えてくれる人工脳髄を装着することが当たり前になっている世界観。自由意志がテーマのホラー短編です。

第13位:天使の囀り

北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。

 

天使の囀り・・・何が天使だ。実際に作中で現れるように進化する生き物がいそうで恐ろしい。

 

第12位:人獣細工

パッチワーク・ガール。そう。わたしは継ぎはぎ娘。その傷痕の下には私のものではない臓器が埋められている。傷痕を見ていると皮膚が透けて、臓器がゆっくりと蠢動し、じゅくじゅくと液体が染み出してくるのが見えてくる。わたしのものではない臓器。人間のものですらない臓器。…第2回日本ホラー小説大賞短編賞をあの名作「玩具修理者」で受賞した著者が、内臓の匂い漂う絶望と恐怖の世界を構築した表題作に、二編を加えた待望の第二作品集。

 

つい先日、ヒトの幹細胞を注入した豚の胚を増殖させたキメラ胚の作成に成功したというニュースがあった。読み終われば意味が分かるはず。

「ヒトの臓器をもつ豚」の胚作製が成功。マウス-ラットキメラの膵臓移植例も発表される - Engadget 日本版

第11位:ZOO

目覚めるとワシ(64歳)は、包丁が刺さって血だらけだった。ワシは十年前の交通事故のせいで、痛みを感じる機能が、脳から無くなっていたのだ。そういう時のために老医者のオモジ先生(95歳)に、輸血用の血液が入った黒い鞄を預けておいたのだが、その鞄が無くなっているという。長男のナガヲ(34歳)、次男のツグヲ(27歳)、ワシの妻のツマ子(25歳)達は、ワシの遺産を狙って、競うように血液を探し始めた。

 

乙一の短編集。パッケージがかっこいい。

第10位:クリムゾンの迷宮

藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。『黒い家』で圧倒的な評価を得た著者が、綿密な取材と斬新な着想で、日本ホラー界の新たな地平を切り拓く、傑作長編。 

 

 生存をかけたゼロサムゲーム。ルート選択・アイテム選択などありまさにゲームのよう。追跡される恐怖を味わいたければこちら。

第9位:シャイニング

《景観荘》ホテルはコロラド山中にあり、世界で最も美しいたたずまいをもつリゾート・ホテルのひとつだが、冬季には零下25度の酷寒と積雪に閉ざされ、外界から完全に隔離される。そのホテルに一冬の管理人として住みこんだ、作家とその妻と5歳の少年。が、そこには、ひそかに爪をとぐ何かがいて、そのときを待ち受けるのだ! 

 

 ジャックニコルソンの印象が強すぎる。最近続編が出たのでそちらも読みたいです。

第8位:呪怨

老人介護のボランティアをしている仁科理佳は、寝たきりの老婆・幸枝の様子を見てきて欲しいと頼まれる。郊外の住宅地にあるその家の中は、悪臭が漂い、ゴミが散乱していた。理佳が人の気配を感じて二階に上がるとガムテープで封印された押入れが目に飛び込んできた。理佳は、恐る恐るガムテープを剥がし…。そのあまりに恐ろしい映像ゆえに、発禁寸前となった伝説のホラービデオ「呪怨」がついに映画化。 

 

僕がこれを読んだのは映画を見てからだったので、どうしても伽椰子の怖い鳴き声?が頭に浮かぶ。青白くて気味の悪い俊雄君が表紙です。

第7位:リング

同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。―そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった…。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。 

 

日本のスティーブンキングとも呼ばれる鈴木光司の圧倒的な描写に震えて眠れなくなる。日本でのドラマ映画化だけでなくハリウッドリメイクまでされたのがこのリング。

真綿で少しずつ絞められていくような恐怖が味わえます。

後に続くループ・らせんでは、前作の世界観や枠組みを敢えて壊す構造を取っているためホラー感がなくなるけれど、それでも面白いのでおススメです。

第6位:ミザリー

不慮の自動車事故で負傷した人気作家ポール・シェルダンは、熱心な愛読者アニーに助けられるのだが、そのまま監禁され、彼女だけのための作品執筆を強要される。極限のファン心理が作家を襲う密室での戦慄の恐怖。ロブ・ライナー監督の米国映画『ミザリー』(1991年日本公開)の原作で、ホラー界の巨匠S・キングの筆が冴え渡るモダン・ホラーの逸品。 

 

映画ミザリーの原作本。虐待で足を折られるシーンはあまりにも有名。主人公を監禁する元看護婦の感情の起伏があまりにも激しく、次に何をやりだすか全く予想がつかないいのが恐ろしいところ。凄惨な仕打ちをしたと思いきや、途端に優しくなったり、サイコパスというのはああいうのを指すのだと思います。

第5位:忌憶

何をやってもうまくいかず、悲惨な生活を送る直人は、幼い頃よく見た夢の中を彷徨う。直人の恋人・博美は、腹話術に盲執する男の姿に幻惑される。直人の親友・二吉は、記憶障害となり人生の断片をノートに綴る…。彼らの忌まわしき体験は、どこまでが現実で、どこまでが幻想なのか。読者を狂気の世界へと誘う禁忌の三重奏…。著者初の連作ホラー。 

 

奇憶・器憶・キ憶の三本立て短編集。三つめのキ憶では前向性健忘症の男が主人公でメメントと同じような状況に陥っている。内容とは少し離れるが、本について、「ソフトとハード、メモリとディスプレイを一体化させた究極の存在」と答える場面があり、このフレーズがなんとなく気に入っています。

第4位:玩具修理者

喫茶店で会話する2人の男女。女は奇妙な思い出を語りだす。
彼女がまだ幼い頃、近所に住んでいたという玩具修理者は、大人たちは誰も知らず、子供たちだけが知っている秘密の存在。玩具修理者は頼めばどんなおもちゃでも直してくれる。人形や車のおもちゃ、はては複雑なゲームソフトまでも……。親が恐い子供たちは、壊したおもちゃをこっそり玩具修理者のところに持っていくのだった。
ある日、彼女は誤って弟を死なせてしまう。「怒られる!」と直感した幼い彼女の脳裏に玩具修理者のことがよぎる……。

 

またしても小林泰三。小林泰三の作品の中でも一番面白いと呼び声高い酔歩する男が収録されている。時間が連続しているというのは当たり前の認識だけれど、本当にそうなのか???

第3位:隣の家の少女

1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越してきた美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、姉妹がせっかんされている場面に出合いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行を―――。キングが絶賛する伝説の名作! 

 

今世紀最大の胸糞小説。これが実際に会った出来事をもとにしているというのだから救いがないです。ホラー小説を探してこの本に行きついたのだけれど、あまりにも凄惨。一気読みをして読み終えた後は本を捨てた。小説としては非常によくできているけれど自宅に置いておきたくなくなる。読んだ後はもれなく嫌な気分になる小説です。

第2位:墓地を見おろす家

新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。問題は何一つないはずだった。ただ一つ、そこが広大な墓地に囲まれていたことを除けば…。やがて、次々と不吉な出来事に襲われ始めた一家がついにむかえた、最悪の事態とは…。復刊が長く待ち望まれた、衝撃と戦慄の名作モダン・ホラー。 

 

タイトルのように墓地の見える家に住んでいる人は少なくないはず。そういう人は読まないほうがいい。きっと居心地が悪く感じるようになるから。僕の事です・・・エレベーターとか乗るときにふと思い出してしまって怖い・・・

第1位:黒い家

大手生命保険会社「昭和生命」の京都支社で保険金の査定業務を担当する主人公・若槻慎二は、保険加入者である菰田重徳からの呼び出しにより菰田家を訪問するが、そこで菰田家の子供(妻の連れ子)が首を吊った状態で死亡しているのを発見してしまう。
事件の疑いが濃厚な事案であったことに加え、菰田家には以前にも自傷とも疑われる不可解な保険金請求があったことから、昭和生命は保険金の支払いを保留していたが、重徳は執拗に支払いを求める。疑念を抱いた若槻は、一連の事件の首謀者を重徳と推測し、妻の幸子宛に注意を促す匿名の手紙を送ってしまう。そこから、若槻自身とその周囲の生命が脅かされる、恐怖の日々が始まった。

 

サイコパスが登場する小説。生命保険支払いの審査をしている主人公がある客に親切心で忠告してしまったことがきっかけで、異常な嫌がらせを受けるようになります。

著者の貴志祐介は元保険会社員というだけあって窓口での客とのやり取りのシーンはリアル。作中のあるシーンを読んで以来、マンションの階段を下りるのが怖くなってしまいました。墓地を見下ろす家を読んでエレベーターを使うのも怖いのでもう八方塞がりです・・・やっぱり僕は怖い小説を読むべきではないのかもしれない。

おわりに

いかがでしたか?僕の場合、怖い作品を楽しんだ後は恐怖に震えながら布団にくるまったりしています。横を向いて眠ると、後ろに顔があるんじゃないかと思って定期的に振り返ったりしています。怖いのは嫌だけれどやめられない。正直、自分でも何をしているかわかりません。

なんだかんだ言ったってホラー小説は最高だ。

 

本記事が皆さんのホラー小説選びに役立てば幸いです。

 

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ではさいなら!