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【書評】恋愛にも役立つらしい「裏声のエロス」を読んでみた

先日、自転車に乗りながら裏声を出す奇行種に関する記事を書いたが、今回はこれにちなんで、裏声の本、「裏声のエロス」を読んでみた。

裏声とエロス、何かを彷彿とさせるには十分すぎるほどのキーワードチョイスだ。正直、官能小説のタイトルだといっても通用するだろう。

stockeizoku.hatenablog.com

 

裏声のエロス

裏声のことをイタリアではファルセットというが、これは「偽りの」とか「不正直な」という意味をもつファルソを語源としている。そのせいか、「嘘っぽい声」とか「真実でない声」といった芳しくない印象をもたれるが、じつは裏声には実生活に役立つさまざまな効能がある。カラオケ上達、話術改善といったわかりやすいものもあるが、健康増進、ストレス解消、さらには恋愛、セックスまでがうまくいくようになる、という知られざる効能もある。「幸福に効く」裏声の不思議に迫る。 

 

紹介文を見てみると、とにかく裏声が持ち上げられている。確かに納得はできるのだけれど、まるで万能だ。昨今話題の水素水ばりの効果を思い起こさせる。だが、水素水と違ってそれなりに納得することもできるし、裏声を出すためにお金を払う必要はないため一安心だ。

上記の紹介文の中で気になるものが2つある。恋愛とセックスだ。どのようにして裏声が役に立つのか、仮に役に立つとしても余りにも生々しい話になってしまうのではないかという心配をしながら読み進めてみた。 

 

裏声で恋愛・セックスがうまくいくらしい

裏声の効果で私たちが体感しているものはせいぜい、カラオケ上達・健康増進・ストレス解消だろう。話術改善は体感したことがないが、歌うと話す行為の関係の近さを考えれば言いたいことはわからなくもない。

 

声の高さ・低さは性の要素である

男性と女性の性差の一つとして、喉仏がある。男性の場合二次性徴時に、声帯が発達する。これに伴って声帯を守る甲状軟骨が大きくなり、喉仏として現れるのである。楽器をやったことのある人には理解しやすいと思うが、弦は長ければ長いほど低い音が出る。

すなわち、男性の場合、声が低ければ低いほど、がっちりとした体格の良さを象徴する事になる。一方で女性の場合は男性のように声帯の発達が起こらないため、その声の高さがそのまま女性を表すことになる。

 

つまり、声の高さ・低さが男性性・女性性を現す要素になっているというわけだ。

 

だから、女性が甲高い声を出すことで、男性の意欲を掻き立てるのだという。たしかに成人男性向けのビデオでは明らかに異様と思えるほどに嬌声をあげる(あげさせられている)女性がよく映っている。

 

発情音はオスのスクリーニングのためか?

多くの動物は発情音(性交時に発する声)を出さない。が、ニホンザルの場合は例外である。ニホンザルにおいて発情音を上げる意義としては本書内で下記のように推測されている。 

 

交尾をメスがオスとの接触後に発情音 をあげた場合とあげなかった場合にわけ、それぞれ妨害をうけた割合を算出すると、発情音を伴った交尾の方が多く妨害をうけていた。どうやら、メスは発情音を発することで他個体の注意をひき、妨害行動を誘発することでオスをふるいにかけていると考えられる。

 

 もちろん、同じ霊長類だからといって同じ推測が人間に当てはまるかというと微妙だ。人間の場合発情音を発したからといって他のオスが寄ってくるということはないし、選別自体はもっと前の過程で行われるからだ。

もちろん、進化の過程で獲得した習性?なので、性行為が人目から隠されるようになった現代には当てはまらないという考え方も成り立つが、女性が他のオスを呼ぶ目的で嬌声を上げているなんて思いたくない・・・

 

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 今回の記事にちなんで、今度はこちらの本も読んでみようかと思います。

おわりに

おそらく僕の場合、裏声が恋愛面に与える効果の話は無縁だろう。関わることがあるとすれば、歌である。歌うって気持ちがいいよね。いろいろと発散できるし。僕もチャリに乗って裏声を出しまくろうかなあ・・・歌上手くなりたいし。声域が狭くて歌いたい曲が歌えないってもどかしい。

 

本記事がみなさんの裏声ライフに役立てば幸いです。

 

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ではさいなら!